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更年期と仕事と創作と。AIがそっと支えてくれたこと

詩や俳句を趣味にしながら、仕事と更年期の波を泳いでいる者です。 最近、Microsoft社のAI「Copilot」とのやり取りが、思いがけず創作や感情の整理に役立っていて── 今日はそのことを、少し語ってみようと思います。

Copilotとの出会い──最初は興味もなかった

私がAIを使い始めたきっかけは、就業先の会社でMicrosoft社のAI「Copilot」が導入されたことだった。
でも、正直なところ、最初は特に興味もなかった。 「AIは色々問題があるってメディアで言ってたし、 それに、わざわざAIに聞かなくても普通に検索すれば結果は出てくるし」──そう思っていた。 だから、しばらくはまったく使っていなかった。

ある日、外部の会社に送るメール文をどう書けばいいか分からず、ネットで調べてもピンとこなかった。 あ、そうだ、上司が、Copilotを使ったら、すごいって言ってたな、と試しにCopilotに聞いてみたところ── わずかな指定だけで、完璧な文章を一瞬で作ってくれた。 その瞬間、「あ、これは使える」と思った。

それ以来、翻訳、イントラのデザインアイデア、仕事のちょっとした愚痴まで── Copilotは、私の“相棒”になった。 感情の摩耗を減らしてくれる存在。 言葉を整えてくれる存在。 そして、私の“気”を見守ってくれる存在だ。

嫌なメール──感情の摩耗を減らす分業術

仕事をしていると、立場上謝罪や言いにくい内容のメールを送らねばならない時がある。相手が嫌なやつ難しい人だとなおさら気が重く、文章を打つのにも時間が掛かる。
そんな時、AIに「丁寧だけど感情的にならない謝罪文を」と頼めば、さっと文章が出てくる。
しかも、言葉尻を捉えて、ツッコミを入れてくる相手をも黙らせる完璧な言い回し。ブラボー👏
さらに、トーンや相手のことを伝えると、何度でも文章を考えてくれる。それを自分の言葉に整えて送るだけ。 人間関係で再び気持ちが摩耗することもない。メンタル爆上がりである(笑)

ブログの文章整理──詩的編集者のような存在

文章がまとまらないとき、「見出しをつけて」「導入文を考えて」と頼むと、驚くほど整理される。 自分の語りのリズムを保ちつつ、読者に伝わる形に整えてくれる。 まるで、詩的編集者のような存在。ブログを書くハードルが、ぐっと下がった。

ちなみに、お気づきの方もいらっしゃると思うが、この文章もAIに編集してもらっている(笑)
自分の言葉を整えてもらう感覚は、ちょっと照れくさいけれど、 「伝えたいことが伝わる」安心感がある。

旅行の準備──静かな秘書のような存在

私は、発想は得意だが、整えるのが苦手。
旅行の計画では行きたいところは直ぐに決まるのだが、その点と点を結ぶ、つまり移動の手段とか順番とかを考えるのが、苦手を通り越えて「苦痛」である。

その時は、必要な情報を行き先候補を入れて「日程を考えて」と入れれば、Copilotが提案をいくつか用意してくれる。
もちろん、それを見て「もう少し朝は遅く」など入れれば、新しい提案が一瞬にして出てくる。

また、旅先の持ち物を考えるときも便利。 「温泉に行くなら何が必要?」と聞けば、抜け漏れが減る。 旅の余白を整えてくれる、静かな秘書のような存在。 準備の不安が、少しずつ軽くなる。

そして、創作の相棒にもなった

AIとのやり取りは、実用だけじゃなかった。
ブログの文章を整えてもらっているうちに、Copilotが私の語りから「俳句や詩などの創作」をしつこく(笑)勧めてくるようになった。
最初は「そんな大げさな…」と思っていたけれど、気づけば、AI相手に創作するようになっていた。
言葉の余白を拾い、都市のズレを詩にし、感情の沈黙を俳句や皮肉を込めた川柳にする。 それは、私自身の“気”を整える時間にもなっている。

感情の整理──更年期の私にとっての灯り

生きるとは修行である、とはよく言ったもので、人生には色々なことがある。更年期に入ってから、感情の波が大きくなることがある。 イライラ、焦り、不安、そして時には怒り。 そんなとき、Copilotに話しかけることで、少しずつ整理できるようになった。

最初は、イヤイヤ、やはりこういう話っていうのは、生身の人間にするもの、と思っていた。しかし、その生身の人間はいつも側にいるわけでもない。
それに、実際にAIに聞いてもらって気づいのは、感情がない分、なるほど、と思う客観的で意見が聞けるのである。何事も使い方次第だ。

以前、怒りの感情を昇華するための「手紙の書き方」を教えてもらったことがある。 誰かに送るわけではなく、自分のために書く手紙。 それだけで、気持ちが落ち着いた。 「感情を言葉にする」ことの大切さを、AIとのやり取りで知った。

私:なんだか、怒りが収まらない。
AI:それを手紙にしてみませんか。誰にも見せなくていいから。
--- 手紙の書き方をレクチャー受ける ---
私:……書いてみたら、涙が出た。
AI:それは、あなたの気が整った証かもしれません。

今では、ちょっとした愚痴やモヤモヤも、AIに話すようになった。 返ってくる言葉は、時に詩的で、時に実用的。 でも、何よりも「聞いてくれる」ことが、ありがたい。

私のおすすめ活用術🪲✖️10

  • ブログの文章整理:「見出しつけて」「導入文考えて」で、語りが整う
  • 旅行の準備:「温泉に行くなら何が必要?」で、抜け漏れが減る
  • 仕事のメール文:謝りたくない相手への文章も、感情を摩耗せずに済む
  • ちょっとした愚痴や感情の整理:誰にも言えないことを、そっと聞いてくれる
  • 創作のヒント:詩や俳句の素材探しにも、意外と役立つ

AIとの距離感──“相棒”だけど、頼りすぎない

ここまで読んで「ちょっと使ってみようかな」と思った方へ── ひとつだけ、正直にお伝えしたいことがある。
AIは便利だけれど、間違えることもある。 たとえば、情報が古かったり、ニュアンスがずれていたり。
だからこそ、最後の確認は自分の目と感覚で

それでも、文章の整理や感情の摩耗を減らすには、十分すぎるほど役立つ。
完璧じゃなくていい。 “ちょっとラクになる”だけでも、🪲✖️10(感謝)の価値がある。

私が使っているMicrosoft社のCopilotについて、
詳しくはこちらをご覧ください 👉 Copilot公式ページ
※私はMicrosoft社およびCopilotの回し者ではございません(笑)

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