思うところがあって、Apple Watchを買ってみました。買った理由や使い心地などのお話です。
体験談に書かれている内容は、個人的な体験です。個々の状況により治療法などが異なります。 あくまでも参考としてお読みください。
端末の情報は、2023年12月時点のものです。
転んだ先の安心感
春、転んで足の指にヒビが入った。 更年期のせいか、あっちが痛い、こっちが痛い。
そんな頃、Apple Watch 9を買った。 偶然にも同じ時期に転倒した知人がいて、「転倒検知機能が本当に心配してくれた」と言っていた。
それを聞いて、私も「手首に巻く安心感」を求めてみたくなった。
(詳しくは↓の記事を読んでください)
睡眠や心電図も測れるとのことだし、健康管理を気にし始めたお年頃、ということで、ややお値段は張るが、思い切ったのである。
サイズ選びと老眼の攻防
iPhone利用者なので、最初からApple Watch 9しか考えていなかった。
最初は老眼もあって45mmにしようかと思ったが、試着してみると手首でグラグラ。 寝るときも着けたい私には、41mmがちょうどよかった。 Appleのスタッフに「文字サイズは変えられますよ」と言われ、実際に見せてもらったら──おー見える〜👀!
そっか、スマートウォッチだと、こういうことが便利なのね。問題なかったので、41mmにした。

健康管理と見えない不調
睡眠、心拍数、心電図、皮膚温度。 測れるものが増えるほど、見えない不調に名前がついていく。
「周期が不安定です」とiPhoneに心配されるのも、ちょっと笑える。

純正の睡眠アプリはまだ発展途上だったが、AutoSleepという有料アプリが「神アプリ」と呼ばれているらしく、試してみたら本当に優秀だった。 毎朝、眠りの深さや環境騒音までチェックするのが習慣になった。

健康機能以外でも便利
触覚通知、キャッシュレス決済、地図ナビ。
使ってみると「iPhoneで良くね?」が「iPhoneじゃ無理かも」に変わる。 特に触覚通知は、薬の服用やパッチ交換の忘れ防止に役立っている。
どれも「iPhoneで良くね?」と聞こえるかもしないが、もうこれをApple Watchで使ったらiPhone使えない。
また、地味に重宝しているのがiPhoneを鳴らす機能。
いつも「あれ?どこだっけ?」と探すことなく、鳴らしてパッと見つけて、出かけられる。
残念なところもある
そんな溺愛しているApple Watchだが、更年期の私だからこその残念な点もある。
バンドのスイッチが小さい。 老眼とバーデン結節の私には、ちょっとした試練。
また、対応アプリが少ないため、お店のポイントカードなどは、iPhoneを出さないといけない場面もある。

結論──⭐️✖️10のおすすめ
とはいえ、Apple Watchは、私の更年期をそっと見守ってくれる存在である。
バンドや文字盤を気分で変えるのも楽しく、すでに10本以上集めてしまった。 登山アプリも入れたので、次のハイキングが楽しみ。
健康管理に興味があるなら、Apple Watchでなくても、スマートウォッチをぜひ試してみてほしい。
📝2025年追記:診察と転倒、そして手首の灯り
今年、睡眠中に胸痛があり、循環器内科を受診した。 診察時に「Apple Watchをつけています」と伝えると、話が早かった。
実際にデータを見せたところ、「睡眠時に不整脈がありますね」と言われ、そのまま検査へ。
「Apple Watchって、やっぱりいいですか?」と尋ねると、先生は即答した。
「いいですね。正確性は88%ですから」 ⇦これはかなり高いらしい
データがあることで診察がトントン拍子に進み、余計な不安を抱えずに済んだ。
また、旅行中には駐車場の段差につまづいて派手に転倒した。
石畳ならまだしも、ただの段差である。情けない。 しかも、その駐車場には誰もいなかった。 醜態を見られなかったことは幸運だったが、もし意識を失っていたら、誰にも気づかれず、発見されるまで時間がかかっていたかもしれない。
その瞬間、Apple Watchが震え、「転倒を検知しました」と表示。 手首の灯りが、遥か遠くの地で私を見守ってくれていた。
更年期で身体のバランスが不安定になりがちな今、Apple Watchの転倒検知機能は、保険のような安心感をもたらす。 旅先での転倒は不安だが、手首の小さなデバイスが見守ってくれていたことに驚きと安堵を覚えた。
これは、⭐️✖️10の感謝を込めて、強く推したい機能である。
2025年発売されたApple Watchシリーズは、SE3が大幅にパワーアップして私が懸念していた急速充電にも対応したようである。候補の一つに加えてもいいかもしれない。

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