更年期外来2回目のレポートです。
体験談に書かれている内容は、個人的な体験です。個々の状況により治療法などが異なります。 あくまでも参考としてお読みください。
「閉経してますね」
初診から約3週間後、2回目の更年期外来受診である。
名前を呼ばれて診察室へ入ると、先生の手元には血液検査の
紙があった。
開口一番だった。
(そうか。終わっていたか。。。)
ここ2年半ほぼ出血がなかったので分かってはいたが、改めて言われると、
何か複雑な気持ちになった。
データに丸を付けながら教えてくれた。
ふむふむ。
後で知ったのだが、抗うつ剤(SNRI)にはホットフラッシュなどの症状を
抑えるようである↓。だから私は汗とは無縁なのかもしれない。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などの新規抗うつ薬は副作用も少なく、またほてり・発汗など血管の拡張と放熱に関係する症状にも有効であることが知られています。
-- 日本産婦人科学会のホームページより
続いて、肝機能や甲状腺の数値を見たが、こちらは全て正常値。
貧血もなし。
だが、LDL(悪玉)コレステロール値は189と高かった。
(平均は65~139mg/d)
更年期になるとエストロゲンが減るのでLDLが高くなる、と聞いたが、
正にその通りである。
黄体ホルモン剤の説明
続いて、エストラーナテープは剝がれなかったかとか、
不正出血はなかったかの確認。
最初の10日くらい乳房が痛かったことや、エストラーナテープが一回だけ剥がれたが、
他は全く問題がなかったことを話した。
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先生は、うんうんと頷いた後、
- 毎日1錠、10日間飲む
- その後、2~3日すると生理が始まる
- エストラーナテープは止めないで貼り続ける
と、説明してくれた。
カレンダーを指しながら予定日を教えてくれた。
「先生、出血は生理じゃないですよ~」
と、ツッコミたくなったが、患者のために敢えて使っているのだろう。
こくりと頷いた。
黄体ホルモン剤も事前にバッチリ調べておいたので、
特に問題はなかった。
最後に血圧と脈拍を計って診察終了。
5分も話しただろうか。
本日の処方
- プラバスタチン ナトリウム10mg(高脂血症の薬)30日分*ジェネリック
- エストラーナテープ0.72mg(エストラジオール)15枚 久光製薬
- デュファストン錠(黄体ホルモン剤)5mg 10日分
本日の医療費(3割負担)
診察代:約1,500円
薬代:1,610円