華々しい職歴なし、長年派遣事務社員だった50歳が、正社員での採用をいただいたお話です。
たくさんのお祈り・サイレントお祈りを乗り越えた
先日ある会社から、正社員としての採用通知をいただいた👏👏
英語を使う営業事務のお仕事で、年収も大幅にUp👍
この歳で採っていただいた上にこの待遇、本当に本当にありがたい。
決まった時は、嬉しいよりも身が引きしまる思いだった。
大体6月ごろから就職活動を始めたが、
採用が決まるまで、何件応募をお祈り・無視(サイレントお祈り、というらしい)されたか分からない。
恐らく、100件は軽く超えている。120いくかな?くらい。
転職エージェントにもいくつか登録したが、リクルートエージェントと外資系のロバートウォルターズの派遣案件以外は全く無視された。
でも、自分のスペックを見れば、無理もない。
- 50歳
- 女性
- 高卒
- 過去17年派遣事務社員(複数社経験)
- もちろん、管理職経験なし
そんな時、ビジネスSNSのLinkedin(リンクトイン)を知る。
Linkedinのプロフィールは、「公開履歴書・職務経歴書」のようになっており、
企業の人事や人材紹介会社のリクルーターが検索をかけて、
条件に合えば、面談のお声がけやヘッドハンティングをしてくれる。
また、求人のページがあり、自分の条件で検索して応募出来たり、有料「プレミアム料」を払うと、
自分のスキルと経験が上位を占める求人を表示してくれたりする。
ネットによると、全世界で7億人のユーザーがいるにも関わらず、日本ではまだ200万人で「流行っていない」らしい。
これを読んで、
チャーーーーーーーンス!!
と、思った。
転職サイトから応募すると、たくさんの応募者の中での自分の位置は、間違いなく下の方である。
でも、利用者が少ないLinkedinでは多少上がるかもしれない。。。
と、少しの可能性を信じて、登録してみた。
そして、大正解だった。
「Linkedin = ハイスペック求人」ではない
私の場合は、登録開始から2か月半の間に、
9社の人事・リクルーターの方からお声掛けをいただき、
うち5人と面談、最後の1人のリクルーターから、採用が決まった会社を紹介された。
このリクルーターは仕事が実に早く、
メールを貰ってからとんとん拍子に話が進み、面接一回の後2日で就職が決まった。
Linkedinをネットで調べると、
「ハイスペックな求人ばかり」
とか
「英語ができる人向け」
と、書いてあるが、私の経験から言うと、そうでもない。
ある日本人の人事の方からメールが来た時、
「うちは外資ですが、チームは日本人だけなので、英語はできなくてもよいです」
というポジションも、探しているとのことだった。
私のようなぺーぺーな経歴でも、これだけお声掛けをいただき、
かつ仕事も決まったので、やっぱり
Linkedinってすごい!
と、思った。
この幸運を無駄にしないために
周りの人に転職が決まったことを伝えると、皆喜んでくれた。
母は、地元でニートの姉と公団住まいしているが、
私のことも何かと気にしているようだったので、安心させることができて、良かった。
とは言え、会社というものは、実際に入ってみないと分からない。
社員になると、それなりに責任も重くなってストレスが増えるだろう。
益々自己管理が重要になってくる。
そもそも、転職が実現できたのは、ホルモン補充療法(HRT)で体力が回復したからこそ。
これからも、きちんと心身ともにメンテナンスを行い、できるだけ長く働けるようにしたい。
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