おひとりさまライフ

中年の危機から43歳で語学留学して成功だったお話

仕事も将来も行き詰まり、43歳で一大発起してNZに語学留学した経緯と結果をお話します。

あくまでも個人の体験談です。
全ての方がそうであるとは限りません。「そうなのねー」という感じで読んでいただければ幸いです。

40歳誕生日にミドルエイジ・クライシス(中年の危機)が襲う

「ああ、今日で40かぁ」

誕生日にそう思った途端、仕事のこと、家族のこと、将来のことが大きな不安になって、
雪崩のように頭の中を襲ってきた。

それまで遠く感じていた60代、老い、と言うものが急に目の前にきたような気がした。

30代はそれなりに一生懸命に生きてきたが、何となく

「そのうちに」
「何とかなるだろう」

と、思っていたような気がする。

でも、これからはそれじゃいけない。
ああ、どうしたら良いのだろう。

何とも言えない焦燥感に襲われ、寝ようとしても将来のことばかり考えてしまっていた。

ある時、自分はうつ病なのかなと調べていたら、

「ミドルエイジ・クライシス」

という、言葉を知った。

人生の中盤に差し掛かり、仕事もプライベートもある程度の経験を積んで、今一度、自分自身を振り返る時期を迎え、今までの自分とこれからの自分の狭間で、「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、不安定な状態になることを指します。

ーミドルエイジクライシスを侮ってはいけない40代になったら心がけるべき3つのこと 東洋経済オンラインより

これ、私じゃないか。

色々調べてみると、やはりうつ病にもなってしまうことがあるということ。
39歳からPMSで漢方内科へ通っていたので、
事情を話し、それに見合う漢方を処方してもらった。

また、このような不安定な状態にどうやって向き合うかは、様々なアドバイスがあり

「前向きに」

「気分転換を」

というものがあったが、当時はとてもそれをできるような精神状態ではなく、
読むと返ってイライラしたので、

「いつかは乗り越えられる」

という、言葉を信じて、できることだけやってじっと耐えていた。

そうだ、語学留学しよう!

そうは言っても、とりあえず仕事はなんとかしなければならない。

当時、日本企業で事務の派遣社員をしていた。
この先、この年齢でスキルもなく、仕事に就けるか分からない。
何か通用するものを身に付けなければ。。。

新しいことを始めることも考えたが、どれもピンとこない。
今まで、アロマテラピストから福祉大学進学まで色々試してきているが全て実ってこなかった。

「ああ、そうだ」

英語に関わる仕事をしよう、と思った。

実は、21歳の時、外国への憧れがあってイギリスへ語学留学したが、理想と現実のギャップに挫折して
9ヶ月で帰国、その後、ほぼ英語から離れていた。

36歳の時、アフター5の趣味としてカフェで英会話を習い始めていたのだが、
やっているうちに段々楽しくなって、会話だけではなく、留学みたいに読むと書くもちゃんと習いたい、
と、思うようになったのだった。

日本にはちゃんと教えてくれる語学学校は少ない。色々な学校を見学してみたが、これというところはなかった。
しかも、べらぼうに高い。

「んー、これじゃぁ留学した方がいいよなぁ〜」

ん!?留学?おおっ、そうか、留学があるか、留学しよう!!

ということで、留学することにした。

「好きも才能のうち」

留学することに決めたものの、不安がどっと押し寄せてきた。

「この年で留学してどうなる?」
「今更やっても遅すぎるのではないか」

不安が強い私は、一度こういう考えが浮かんだら、止まらない。
考えすぎておかしくなりそうだった。

ネットで調べても、私と同じ年代で語学留学している人は殆どいない。
いても、大学院とかのキャリア留学である。
三流高卒の私、ますます不安になってきた。

ある日、もう頭がおかしくなった、と思い、
居ても立っても居られなくなり、心療内科の先生のところへ行った。

先生、実は私、語学留学しようと思っているんです、と話すと、

留学?いいじゃないですかー。やってみたら良いですよ

先生


と、言ってくださったが、他人事っぽく軽いノリが気になった。
まぁ、他人事ですけど。

先生、でもこの年でとか、やって上手く行かなかったらどうしようとか。。。

不安を色々ぶつけた。

人生一度きりなんですから、何でもやったら良いんですよ

先生

うーん、でも。。。

いやぁ、ただ好きっていうだけで勉強してきただけで、才能があるかどうか分からないですし

すると、先生はにっこりと笑って、こう言った。

めのさん、好きも才能のうちですよ

先生

(好きも才能。。。

この言葉で、心の支えが一気に取れた気がした。
その後も、先生に励ましをいただいて、よし、語学留学しよう、と決意し、
43歳で語学留学に出発したのだった。

初めて感じた勉強の楽しさ

留学先は、ニュージーランドにした。
前に一度行って気に入ったし、時差もそれほどない、イギリス英語、他の英語圏と比べて静かな点が、勉強に良いと思ったからだ。
語学学校も、普通コースに入っても全く英語力が伸びないことを、
前回のイギリス留学で経験したので、3ヶ月のケンブリッジ英検コースに入った。

当たり前だが、クラスメイトは全員年下である。
何なら、親御さんと同じくらいかもしれない。
年上に見えた先生でさえ、3歳年下だった。
でも、海外のせいもあって、私は全然気にならなかったし、クラスメイトも学校に気にしてなかった。

語学学校に行って良かったことは、学ぶ楽しさを知ったことだ。

私は、小学校から高校まで、学校が楽しいと思ったことが一度もない。

ところが、語学学校でホワイトボードを見てノートを取っていると、
小学校の教室がフラッシュバックのように重なって映ることが何度かあった。

(何だろう。。。)

不思議に思っていたが、ある日突然気がついた。

(ああ、勉強が楽しいんだ。勉強が楽しかった頃が多分小学生でそれがオーバーラップしてるんだ。。。)

そう思ったら、

今、ここにいることがどんなに恵まれているだろう、やっぱり決心して良かった、と

一人部屋で嬉し泣きをしたのであった。

あまり年齢に縛れてはいけないよ〜

コース終了後に受けたケンブリッジ検定に無事合格し、帰国後に受けたTOEICも良い点数が取れて、留学生活は大満足なものだった。

大人になってから一度慣れた環境から離れるのも悪くない、そう思う。

その後、仕事に就くのに時間は掛かったが、
何とか英語を使う派遣の仕事に就くことができ、その後は何とか働き続けることができている。
以前、ある派遣会社の登録をするとき聞いたのだが、
英語のスキルがあると、年齢はそれほど関係ないそうだ。時給も普通の事務職より高い。

今、振り返ってみても、語学留学したことは良かったと思っている。
それに、何であの時は年のことをそんなに気にしてたんだろう、と思う。

いつもそうだけれども、27歳の時も「もう遅いかも」と不安になった時があった。
35歳でも「もう遅いかも」と、思ったことがあった。

今、思えば「全然遅くないじゃん」

年齢が関係すること、例えば赤ちゃんを授かったり、オリンピックの選手になるには、身体的に年齢を気にしないといけないが、
他のことはそれほど気にする必要はないのではないか。

だから、20代、30代、40代で、やってみたいことがあるけど、
遅いかな〜、と思っている人がいたら、言いたい。

「やってみなよ。人生一回切りだよ」


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