今日、ニュースで厚生労働省の調査結果が発表されたと報道されました。
厚生労働省初の更年期障害調査らしい
先ほどテレビを見ていたら、ニュースで厚生労働省が更年期障害について初めて調査を行ったと伝えていた。
初めてってことに大いに驚いたのだが、
今、ちょうど団塊Jr世代が更年期に差し掛かっているので、
国もようやく気づいた、と言うことなのでしょうね。
厚生労働省のHPを見たけれども、
報道の元になるデータがまだ?アップされていないようだった(18時現在)
6/24追記:結果がアップされていました!
https://www.mhlw.go.jp/content/000952296.pdf
私が見たニュースは、TBSのもの。
今年3月に男女5000人に行った調査によると、
更年期障害の可能性があると答えた割合が、50代女性で38.3%、50代男性でも14.3%
だったことが分かりました。
TBSニュースより
調査の結果は、更年期障害を疑って、少しでも調べたことがある人なら、
知ってることばかりだろう。特に目新しいものはなかった。
「私が治療を始めた2年前と何にも変わってない」
というのが、正直な感想。
更年期障害で医療機関を受診している人→1割
更年期障害で日常に何らかの支障をきたしている人が50代女性で約27%いるのにも関わらず、
医療機関を受診していない人が男女ともに8〜9割って、
相変わらず多い。
厚労省の担当者は「今回の調査で、症状を自覚しながら未受診のままの人が多いことがわかった。さらに、未受診の理由や仕事への影響などについて調査し、必要な支援策を検討したい」と話している。
読売新聞オンラインより
えっ!?これから調査?対策するの?遅くね??
団塊ジュニアは1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年) に生まれた世代だから、
もう皆んな更年期に入ってますけど。
NHKとか民間の機関が調査してて結果を公表してるから、
それを元に対策すればいいのに。
のんびりしていたら、益々経済損失や苦しむ人を増やすだけではないのか。
あと、更年期の不調についての情報不足が背景にある、とも言ってて、
それはその通りだとは思うんだけれども、それだけかなぁ。
私の場合は、病院選びも大変だったぞ。
“ホルモン補充療法”「処方していない」が半数近く
以前、更年期外来病院を探す行程をブログで綴ったが、
ホルモン補充療法(HRT)を治療で採用している病院を見つけるのが難儀だった。
-
更年期外来を探す
更年期障害について大体調べたので、あとは病院探しです。 私が病院を探す条件は3つ↓ 更年期専門外来がある ホルモン補充療法を積極的に行っている 通いやすい 意外と少ない更年期専門医 診てもらうのは、や ...
続きを見る
NHKの「みんなの更年期」サイトによると、ホルモン補充療法を処方していない医師が半数近くになったとの結果が。
ホルモン補充療法は国際的に標準な更年期障害の治療方法(日本女性医学学会)なのにね。
そういえば、
「当院では漢方治療です」
て、わざわざサイトにお断りを書いていた更年期外来病院があったなぁ。
あと、ある産婦人科の先生が
「更年期外来は、報酬が割に合わない」
と、ツイートされていたが、その辺も更年期障害で病院と患者が積極的に治療しない理由じゃないのかな。
厚生労働省の方には、一日も早く更年期障害治療の改善をお願いしたい。
更年期障害でつらいなら、病院へGO!
前にも書いたが、
更年期障害かも?と疑いがあり、日常に少しでも支障があるのなら、
病院の受診をお勧めする。
私自身はホルモン補充療法を始めてまもなく3年目になるが、
やって良かったと思っている。
まず断っておくが、
ホルモン補充療法=症状が全くなくなる ではない(個人の感想)
最初のエストラーナテープ+デュファストンの療法は私には合わなかったし、
昨年メノエイドコンビパッチに変えてからも、乳腺が張って痛くなったり、
ホルモンの変動のような不調を感じることがある。
でも、寝込んで何もできなくなった状態から、
今はフルタイム&少し残業で働けるようになった。
イライラがなくなった。
もうそれだけで、ありがたや〜🙌なのである。
市販薬や民間療法で良くなれば、それに越したことはないけれど、
無理しないでね!!
にほんブログ村